As I Like It

「好きなことを好きなだけ」をモットーに好きなものについて好き勝手書くブログ。

John Deaconファンが勝手にクイーンのPVを語る①

※相変わらずいらない前置きが無駄に長いです。

※ほぼ私の大ファンであるJohn Deacon氏のことしか語ってないです。

 

去る8月19日、John Deaconの誕生日を控えた私はその日一日中QueenのPVを見ていた。理由は簡単、その日66歳になるJohn Deaconを称えるべくTwitter上でDeacon氏がイケてるように見えるQueenのPV10選を(独断と偏見に基づいて)決めるためだ。Deacon氏がイケていればなんでも良い、とにかくDeacon氏の魅力を皆に伝えたい、大のDeaconファンである私はそう思ってせっせとPV毎にメモを書き連ね、最終的にはDeaconさんが特に映えるPV10選を決め、そこからメモに書かれていた表現をライトに編集し直してTwitterに載せた。それでも若干(というか大分)気持ち悪さが滲み出ていたかもしれないが…。

 

というわけで今回のエントリーはファイルの整理中に発見した当時のメモをありのままの状態で供養するという試みである。投稿にあたり改めて読み直してみたところ若干どころか大分気持ち悪かった(表現にしても目の付け所にしても)ちなみに動画のリンクも貼っておくので「こいつ何言ってんだ…」となった時は是非己の目で確かめてほしい。(ダイレクトマーケティング

 

 

 

 

(以下原文ママ

 

 

 

 Bohemian Rhapsody

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口パクディーコンさんいっぱい。
Mamaパートはディーコンさんの緊張ぎみ真顔がカメラにぬかれまくる。そこベースとピアノしか伴奏ないからね。仕方ないね。

 

We're the champions

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髪型的にはディーコンさんのかわいさ最盛期。ベースひくときに指をなめるディーコンさん特有の癖がいっぱい拝める。大サビのところで指をペロッと舐めて「デデデーン♪」のところのベースをひくディーコンさんがカメラに抜かれてるけどめちゃかわです。

 

Back Chat

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格好はアレだけどなんかアップになる部分の何とも言えないかっこよさはこれ以前、またこれ以後のディーコンさんには見られないもので貴重。これは曲自体めちゃくちゃかっこいいのでそこも注目してください。ディーコン作詞作曲ですよ!!!

 

One Vision(extended version)

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冒頭でディーコンさんの頭部の後退に哀愁感じつつ、豪快な寝転がり方だったり歌ってるはずがないのに何故か誰より辛そうに口パクをする姿だったり、ドラムを叩くレアなお姿だったり、横顔の造形の美しさだったり、カメラの前でふざける様子だったり、まあとにかく見所満載です。まじ語り尽くせない。要するに、くそかわいい。萌え。

 

Body language

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Back Chatよろしくこの時期のディーコンさんにしかないかっこよさ。指ならしのシーン、かっこよすぎて心臓止まるかと。(ちなみにメイ様のはかわいい。)しかもアップですよ。ディーコンファンを殺しにかかっている。最後のにこっ、も素敵ぎて動悸息切れ気付けが。Hot Space全般に言えることでもあるけど、この曲はベースラインも好きです。

 

Headlong

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上目づかいかつ困り眉のディーコンさんを拝める
ベースひいてるときのかっこよさとそれ以外のときのギャップよ。。。かわいいディーコンさんとかっこ良いディーコンさん、両側面から見た良さが詰まってる。バランス型mv(?)

 

Breakthru

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ディーコンさんがさんざんな目に遭う。見せ場のベースソロがよりにもよってトンネルでの撮影。案の定真っ暗で全然見えない。ラストの手を挙げて走ってくるシーンでも前を走るゲスト出演者(ロジャーの彼女)に完全に被ってる。それでも楽しそうだからなんでもいいです。

 

I'm going slightly mad

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とりあえず言いたいのはこのpvみんなかわいいです。ご多分に漏れずディーコンさんもかわいさメーター振り切りまくり。おどけた顔するディーコンさん、優しい顔するディーコンさん、ちょっと辛そうな顔するディーコンさん、道化の帽子被って悲しそうな顔するディーコンさん(かわいい)、真顔で首をぶんぶん振るディーコンさん(かわいい)、色んな(かわいい)表情が見れる。

 

The Invisible Man

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このPVのディーコンさんは帽子効果もあってか後期pvにしては珍しく可愛いよりもかっこいいの方が勝ってる。関係ないけどメイ様増殖のシーンは笑える。

 

Spread Your Wings

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寒そうなディーコンさん萌え。鼻が赤いの萌え、かわいい。
余談ですがこの時期のディーコンさんの髪型が一番好きです。(それだけかい)

 

We Will Rock You

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ろっきゅーのときのやけくそ気味の動きが萌え。萌えしか言ってないけどまじで萌えなんですよ。寒いだろうによく頑張ったね。いい子だね。

 

Hammer To Fall

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格好はただのつなぎにしか見えないのに胸元空いててえろい。このディーコンさんは男っぽくて、色っぽくて見ててどきどきする。大人の男の人って感じですね。

 

Tie Your Mother Down

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髪がスッキリ&腕を露出している…!!!白い…!

 

Seven Seas Of Rhye

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若くて可愛いディーコンさんと中後期のディーコンさんが夢のコラボ(なんだこのpvは。後から作ったのは分かるが挿入が雑すぎる)

 

Liar

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後半でディーコンさんの見せ場が。おーでろんのマイクパフォーマンス(完全に腰がひけてるけど一生懸命な口パク)とやたら気合いの入ったベースソロ(ただしカメラは指にフォーカスするため顔は映らない)ただしここ以外はほぼ存在感空気。

 

Love of my life

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ディーコンさんは休憩中。最初にちょっと映るよん

 

 

 

長いので続きます。

続き(こちらもリンク切れ修正しました)→ John Deaconファンが勝手にクイーンのPVを語る② - As I Like It

『人間風車』舞台初日を観に行った話

※前半は作者のどうでも良い日常話がダラダラ綴られているので(逆にいうとそこまではネタバレなし)感想だけ見たい人はスクロール推奨。
※あとその感想についても私の大ファンである今野浩喜氏のことしか書いてないので悪しからず。




舞台『人間風車』の初日の公演を観に行った。

元々芝居好きかつ出演者である今野浩喜の大ファンである私は今日という日を心待ちにしており、前日の夜は楽しみにしすぎたせいか修学旅行前夜の小学生ばりに夜眠れなくなってしまった。結局明け方近くに寝落ちした挙げ句起きて時計を見て真っ青になりこれは夢だと言い聞かせてもう一度布団に入った。つまり二度寝した。

雨がどしゃどしゃいう音が気になって目が覚めたのはそれから数時間後。寝すぎて逆にぼーっとする頭で何気なく時計を見たら昼どころか最早夜に近い時間になっていたので青ざめるを通り越して血の気がスーッと引いた。急いで身支度をして池袋行きの電車に飛び乗り芸劇に降り立てばエレベーターの前で生真面目そうな眼鏡のお兄さんがオペラグラスを売っていて、それが目に入った瞬間反射的に「しまったーーーー!!!」と心の中で絶叫。てか実際声に出た。U-25シートで良席は期待してなかったしオペラグラスは必須だって昨日までは覚えていたのに…。完全に寝惚け頭による人災なので何の手当てもなし。おまけに慌ててたせいかロビーに飾られていたであろうガリッペ(今野浩喜ファンの呼称のひとつ)による献花も見逃してしまった。早寝早起きの大切さをこんなところで噛み締める羽目になるとは。

案の定、U-25チケットで通された席は二階の一番後方の席でオペラグラスを持参しなかったことをつくづく後悔した。開演まで少し時間があったので購入したパンフレットに掲載されていた今野浩喜氏のインタビューを読もうとしたが一行目でネタバレの気配を感じて咄嗟に本を閉じた。後から読んでみたらやはり重要なネタバレが含まれていたのでパンフレットについては観劇後の拝読を強くおすすめする。

仕方ないので貰ったチラシの束(本かってぐらい分厚い)をパラパラと眺めていたら音楽が変わり少しずつ暗くなる。そこからの二時間はあまりに濃密で瞬く間に過ぎていった。




(以下ネタバレあり)





のっけから今野氏が王様役で出てきたときは変な声出そうになった。イメージ通り、いやこれまで何億回と頭のなかでイメージしたそれより遥かにしっくりきた国王のお姿にまず「これはファンが見た夢じゃないよな…?」と疑心暗鬼になるオタク。最初の三谷幸喜のくだりは池袋サンシャイン劇場東京サンシャインボーイズをかけてるのかな?なんて思ったけど冷静に考えてここは芸劇、東京芸術劇場。うん、関係ないね!だからというわけでもないが、そこのくだりは全体的にややウケだった(おい)後でパンフレット読んだらあの辺りはどうやらアドリブらしい。うん、だと思った。逆に安心した(するな)
ちなみに王様登場の台詞は毎回変える(ことを義務付けられている)とのこと。そんならもう全通するしかないじゃん…(できない)次見るときはS席で見るぞ…(見るんかい)

てなわけでこんな劇の初っぱなから今野氏を(しかもこんな美味しい役で)見れるとは思っておらず少なからず動揺していると次の場面では今野氏が住職に。しかもなんと関西弁。頭によぎるのはこないだテレビで見たあのキャラ。混乱状態のまま場面が変わり次は世界的絵本作家、次は童話の主人公…などなどもう供給過多すぎて物語が半分過ぎる頃には「もっかい観る…もっかい観る…」と上の空で呟く急性今野中毒者がここに。コントキャラ感溢れる脇役の数々を次々にこなす氏を見て懐かしく嬉しい気持ちでいっぱいになり、前半が終わる頃には完全にお腹いっぱい、もう満腹で食べれましぇんといった状態だった。が、物語の真髄、そして今野氏の演技の真髄はこの後訪れる急転直下超絶怒濤の悲劇パートにこそあった。


ホームページに記載されていた今野氏の役柄は刑事の蒲田である。この人物は後半に少しだけ登場し、すぐさま舞台上からいなくなってしまう。しかしその役のインパクト、そして重要性は前半に氏が演じた如何なる端役の比ではない。
「ビル」に体を乗っ取られ、子どもたちを次々と襲う殺人鬼と化す蒲田。一度大きく奇声を発した後、物も云わずただ淡々と子どもを殺めるその姿は衝撃的だった。躊躇いなくずんずんと子どもたちの群れへ歩いていき、初めに子どもに殴りかかった時、その背中から「蒲田の姿をしたナニカ」を見出だして身震いした。ノリアキを殺める場面でも蒲田は顔を一切こちらに向けず、ただその背中だけが彼の、「ビル」の静かなる狂気を冷ややかに、壮絶に表していた。
この場面について今野氏はパンフレットのインタビューで元々二つのバージョンを用意していたと語っていた。一つは奇声をあげながら襲うバージョン、もうひとつが今回舞台で見せたもの。今野氏は「派手に動くと芝居が下手なのがバレる」自分を「演出・殺陣指導の方が活かしてくれた」と振り返っていたが、私はこの場面において今野氏が特定のキャラクターではなく、かぎりなく“無”に近いナニカを演じたことに注目したい。そこに居たのはビルでもなく、蒲田でもなく、「強大な悪意と目的に突き動かされて動く意思持たぬ人形」だ。乗り移ってビルと同化したのではなく、ビルによって動かされているナニカ。コント師として長年キャラクターになりきることで演技をしてきた氏がこういった役柄を演じたことは良い意味でショックが大きかった。演技の奥深さを思い知らされる、挑戦的で大きな意義を持つワンシーンだ。

終演後のカーテンコールにて、今野氏は妙に神妙な表情をしていたように見えた。(なお見えた、というのは私がオペラグラスを持ってきていなかったためにはっきり確認しようがなかったために発生した表現である)最初はいわゆるそういう「ポーズ」なのかなとも思ったが(今野氏はこういうことをよくやるイメージがある)、パンフレットを読み今野氏がこの芝居を演じることを「難しい」と語っていたのを知り、もしかしたらそういった思いが胸中渦巻くなかでのあの表情だったのかもしれないとふと考えた。思えばこのインタビューにおいて氏は「芝居が下手」と言ったかと思えば「キャラクターがつかめない」「課題が山積み」「腑に落ちるものに出会えない」と弱音を多く吐露していた。氏なりに壁を感じ今現在苦悩と葛藤の渦中にあるならば、そうした思いが本番での経験を通してどのように作用し、そして変わっていくのか。次に来るときはそういったことを考え(はたまた妄想し)ながら注意深く見ていきたい。(いやまた見に来る前提なんかい)


物語についての感想はまた次回観に行った時にまとめて記載するとして(やっぱり行くのかよ)、今回のエントリーで私が言いたいことを一言で表すと…





今野ファンは色んな意味で絶対観に行った方がいいっすよ!!!!!!!!





てなわけでまたお会いしましょう。アディオス。


P.S.
ちなみに私の隣の席のお兄さん(おそらくU-25で来られている)は今野氏のお笑いパートで(含めコメディ部分の多くで)ちゃんとガハハと笑っててめっちゃほっとしたしおかげで自分も遠慮0で笑わせて貰った。今野ファンだったかは定かじゃないけどもここにお礼を述べさせて頂きたい。
兄ちゃんありがとね!!